1996年に公開され、世界中に旋風を巻き起こした映画「

1996年に公開され、世界中に旋風を巻き起こした映画「トレインスポッティング」。ユアン・マクレガーが演じた主人公レントンの「Choose Life(人生を選べ)」というメッセージは、若者たちの心に深く刺さった。その主要キャスト4人が再び集結して、20年後の世界を描いた続編の「T2 トレインスポッティング」が、ベルリン国際映画祭で上映された。個別インタビューで、ダニー・ボイル監督は「4人の人生で何が変わって、変わらなかったか。そこに人生の悲哀と奥深さがある」と語る。

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 1作目は、英国のスコットランドを舞台に、ドラッグ漬けの若者たちの全く輝かしくない青春が描かれている。主人公のレントンは、甘いマスクのシック・ボーイ、人のいいスパッド、血の気が多いベグビーら薬物中毒の仲間たちと、盗みを働いてはドラッグにおぼれていた。何度目かの薬物断ちを決意したレントンは、人生をやり直そうとロンドンで働き始める。だが仲間たちが押しかけて、結局クビに。最後は仲間と盗んで得た大金を、レントンが持ち逃げする場面で終わる。

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 「T2 トレインスポッティング」では、アムステルダムで生活していたレントンが、20年ぶりに故郷に戻る場面から始まる。ボイル監督は「英国人は故郷との結びつきが強い。大半は生まれた場所から7マイル以内のところで亡くなるといわれている。アムステルダムで心身ともに追い詰められたレントンは、死がちらついて初めて故郷に戻ろうと決意した」と語る。